導入前に知りたいEC担当者のためのライブコマース活用事例5選

2019/01/01

ライブコマースはECとライブ動画を組み合わせた販売手法です。詳しい分類はこちらの記事に譲りますが、ライブコマースには、ECにライブ機能を付加した「ECモール型」やインフルエンサーがセレクトした商品を販売する「キュレーション型」などの様々な形態が存在します。

2017年はライブコマース・サービスのリリースが相次いだ年で、ライブコマース元年といえる年でした。

最近では、「SaaS型」のサービスを利用して企業ECにてライブコマースを実施するケースや、「越境型」や「クラウドファンディング型」など、特定の領域に特化したライブコマース・サービスも増加しています。また、ライブコマースの運営を支援する“黒子”サービスも登場しており、ライブコマースが普及し始めていることが見受けられます。

本稿では、ライブコマースの導入を考えているEC担当者の方にとって、参考になるような実践例を集めてみました。

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食品でのライブコマース事例

まずは、オランダのチーズショップの事例を紹介しましょう。このライブコマースは、オランダの銀行がライブコマースの導入の実証実験として期間限定で実施したものです。

こちらのライブコマースの手法は、店舗の様子を長時間映し続けるというものです。もちろん映し出されるのは通常の業務の様子で、店員は通常の業務をこなしながらライブ動画閲覧者にチーズのこだわりやレシピなどを紹介します。

結果として、140ヶ国から55,000人の閲覧者があり80万円相当のチーズが購入されました。

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Kaan’s Stream Store

ファッションビルでのライブコマース事例

続いて紹介するのは、オンオフ連動型のライブコマース。お店から配信するタイプです。
2018年10月にファッションビルのルミネがインスタグラムと連動したライブコマースを実施しました。こちらは、インスタグラムのライブ配信機能を使って実施されたライブコマースで、ルミネに出店する12のショップのアイテムを使って「大人っぽコーデ」を紹介しています。ライブ配信後はライブ内で使用したアイテム画像がインスタグラムにアップロードされ、消費者はアイテム画像をタップしてルミネのECサイト「アイルミネ(iLUMINE)」にて、アイテムを購入することができます。

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ルミネ公式(Instagram)

また、ファッションビルのパルコでもライブコマースを実施した例があります。元HKTで、ライブコマース界ではおなじみの菅野裕子(ゆうこす)さんや、人気インスタグラマーのrinaさんが2018年1月に福岡PARCOの店内からライブコマースを実施しました。こちらは、キュレーション型ライブコマース・サービスのLiveShop!と連動したライブコマースで、福岡PARCOの店内から撮影されたライブはLiveShop!にて配信されました。LiveShop!にはパルコの店頭商品の取り置き・販売サービス「カエルパルコ」への導線が設置されているため、消費者は「カエルパルコ」からお目当の商品を買うことができるという仕組みです。

旅を体験できるライブコマース?

人気インフルエンサーと一緒に旅をしているかのような体験ができるサービス「TaVision」、こちらはモテクリエイターのゆうこすさんが手がけるサービスです。「TaVision」の目的はライブコマースだけではありません。旅行中のインフルエンサーのライブ動画を閲覧することで「一緒に旅に行っているような楽しさ」を味わうことができます。また、旅行初心者向けの旅の情報提供も行なっています。

ライブコマースは、というと、「TaVision」に参画するインフルエンサーが旅行先でセレクトしたファッションアイテムを、Instagramのライブ配信で紹介します。紹介された商品はこちらのショップから購入することができる仕組みです。

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TaVision

アパレル(SPA)でのライブコマース事例

続いては、(GU)ジーユーの事例。この取り組みは、GUアプリ内の期間限定コンテンツ「GU CURATORS ROOM(ジーユー キュレーターズ ルーム)」として配信されました。また、こちらには泉里香さんなど18人の著名人がライブ配信を行い、お客様は泉さんとインタラクティブなコミュニケーションを取りながら、紹介している商品を、すぐにその場でご購入できるという内容でした。配信時間は5分程度と短く、実施目的は「販売」よりも「マーケティング」であると考えられます。著名人のファンにGUアプリのインストールを促し、インストール済み休眠ユーザーにアプリの利用を促す、MAU増加施策であると考えられます。

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GU CURATORS ROOMイメージ

乗用車でのライブコマース事例

最後に紹介するのは、三菱自動車の「ナイトショールーム」の事例です。ライブコマースを実施するメリットは様々ですが、商品の細かな内容を伝えることができるのはライブコマース最大のメリットの一つではないでしょうか?消費者は高額な商品であればあるほど、細かなスペックや作りを確認します。三菱自動車の「ナイトショールーム」は高額商品の代表格である乗用車のライブコマースです。

「ナイトショールーム」では本社ショールームからライブ配信を行っています。販売する乗用車の細部の映像や、開発者・ゲストのトークをライブ配信することで、乗用車の購入を検討する消費者の購入意向を向上させることが目的です。同サイト内では、オンライン見積もりやカタログ請求などができます。

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ナイトショールーム

まとめ

ライブコマースの事例をご紹介してきました。いかがだったでしょうか?

近頃、ライブコマースの普及は拡大しており、ライブコマースの実施をサポートするさまざまなサービスも増加しています。自社の商品の売上を伸ばすために、ライブコマースの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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