ライブコマースから、TAGsAPIで売り上げをつくる。

 

ライブコマースと相性のいいジャンルは?領域を選ぶ基準も解説

2021/01/03

ライブコマースを導入する企業は増えていますが、どんな商材でも効果が出やすいかというとそうではありません。そこで今回は、ライブコマースに向いている商材かどうかを見極めるためのポイントを中心に解説していきます。

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ライブコマースと相性のいいジャンルの選定基準

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まずは、消費者に紹介したい商材が、ライブコマース向きのジャンルに該当しているかどうかを考えることが大事です。

体験や使用感を届けられるか

ライブコマースに向いているかどうかのチェックポイントとしてまず挙げられるのが、「使用感を伝えやすいか」ということです。

具体的には、肌触り、手触りなどの触れた感覚は、その場で言葉に表しやすいでしょう。また、舌触りやのど越しなど味覚に関することも、言葉や表情によって伝わりやすいといえます。

一方、使い続けてこそよさがわかる健康グッズや健康食品などは、配信中に効果を伝えることは難しいかもしれません。

思いや熱量を伝えられるか

もう1つ重要なポイントが、「商材に対する想いや熱量が伝わりやすいかどうか」ということです。

ライブコマースは、TVCMなどとは異なり、配信者の生の声が視聴者にダイレクトに届く動画です。そのため、配信者本人の商材に対する想いや熱量が中途半端であれば、視聴者に簡単に見抜かれてしまいます。

そうした事態を避けるためにも、厳選した商材を扱うのはもちろん、その商材に対する興味も知識も十分な配信者を選ぶことが大切です。

ライブコマースと特に相性のいいジャンル

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ライブコマースと特に相性のいいジャンルは、アパレル、コスメ、グルメの3つのジャンルです。それぞれのジャンルがなぜライブコマースと相性がいいといえるのかを解説していきましょう。

アパレル

アパレル関連のライブコマースは、店頭でなじみの販売員に接客してもらっているかのような楽しさを味わえると支持されています。

しかも、販売員が実際に着用してコーディネイトのアイディアを伝授してくれるうえ、気になることを気軽に質問できるため、着用感がイメージしやすく、「同じコーディネイトを試してみたい!」と思ってもらいやすいでしょう。

セール時期に特設コンテンツを開設したり、ゲストを招いたりと独自の工夫を凝らしているブランドも増えています。

コスメ

化粧品・コスメ領域の商材の消費者がもっとも気になるのは、「その商材を使ったらどんな肌になれるのか、どんな見た目になれるのか」ということ。

そのため、配信を通して使用感や見た目の変化をどれだけ伝えられるかがポイントです。スキンケアコスメであれば、実際にその場で使いながら使用感を伝え、メイクアップアイテムであれば、モデルやアーティストを起用して、見た目の変化や、美しくメイクするコツなどを伝えていくといいでしょう。

グルメ

おいしいものを食べたり飲んだりしたときの感動が一番大きいのは、口にして身体に流し込んだ瞬間です。

その瞬間のリアルな感想を惜しむことなく伝えれば、視聴者は今すぐにでも自分も試したいと思うはず。

また、生産者をゲストに呼んで食材の背景を伝えたり、料理人を招いて自宅でのおいしい調理法を伝授してもらったりすると、さらに幅広い層のターゲットを獲得することができるでしょう。

その他

このジャンルには家電やジュエリーが分類されます。特徴としては、テレビ通販でもよく扱われるジャンルである点です。テレビ通販のように、説明に長けた方が出演し、機能やディテールを紹介する企業様が多い印象です。

ライブコマースと相性を考えて配信内容を決めよう

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どのジャンルの商材を配信する場合も、「そのジャンルがなぜライブコマースと相性がいいのか」を頭に入れたうえで配信内容を詰めていくことが大切です。

視聴者が知りたいことをしっかりと伝えられなければ、ライブコマースを実施する意味が半減してしまうからです。

とはいえ、そこだけに終始していては競合との差別化を図ることができません。自社ブランドに付加価値をもたらすためにも、競合の配信をチェックするなどして研究を重ねられるといいでしょう。

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